対馬で働く

ホッとする場所。帰りたくなる場所「対馬」

離島には何もないと感じる人が多いと思います。どこにでもありそうなファミリーレストラン、映画館や大型ショッピングモールなど対馬にはありません。対馬は、海と山に囲まれた自然豊かな島です。私にとって”対馬”はホッとする場所、帰りたくなる場所です。

私は対馬で生まれ育ち、高校卒業後に対馬を離れて学生生活を過ごしましたが、対馬で仕事をすることを選び、帰ってきました。

再び島暮らしをすることになりましたが、社会人になって過ごす日常で、不便を感じることがありました。
例えば、
・電波が届かない場所が多く、携帯電話での連絡に限界がある。
・島への物流や、島を行き来するための交通が天候に左右される。
・島には鉄道はなく、路線バスは場所によっては本数が少ないため、自家用車がないと困る。
ことなどです。

そんな日常の困ったを、島で暮らす人たちは家族や地域の方々と助け合い、工夫をして生活しています。互いを気にかけ、畑でたくさん作った野菜やお米を分け合うなど、人と人との距離が近く感じます。限られた環境で生活をするため選択肢が限られますが、その分、悩むことが少ないと思います。時間はのんびりしていて、木々や草花で四季を楽しむことができます。人によって感じ方は違うと思いますが、良いところもそうでないとことも全てに島らしさがあり、対馬は良いところだと思っています。

サンクスラボでのお仕事

私の業務内容は、約束の時間にタレントさん宅を訪問し、体調の確認や業務での悩みを聞いたり、アドバイスを行っています。また、各事業所の支援員さんや関係機関とのつながりを構築したりしています。その後は在宅にてタレントさんとの面談の記録をまとめたり、他のパートナーさんと連携して事務作業を行っています。
この仕事でやりがいを感じることは、担当しているタレントさんが初めてお会いした時よりも、心身ともに調子が良くなり、笑顔が増えたことです。最初はお力になれているか不安でしたが、一般就労に向けて、目標を持って少しずつ前進されています。